ゲンキとモモ
大学生 / 温泉旅館
ゲンキ(21) 大学3年生。サークルで知り合ったモモと付き合い始めた。
モモ(20) 大学2年生。恋愛経験は少ない。
モモ(20) 大学2年生。恋愛経験は少ない。
付き合って2ヶ月。初めての旅行。温泉に行くことになった。
電車で3時間。二人とも緊張していた。話すことはたくさんあるはずなのに、なんかぎこちない。
旅館に着く。部屋に通される。畳の部屋。窓から山が見える。
「きれいだね」とモモが言う。
「うん」とゲンキが答える。
沈黙。二人とも何をすればいいか分からない。
「と、とりあえず散歩でもする?」とゲンキが提案した。
「うん」とモモが頷いた。
外に出る。小さな温泉街。お土産屋を見たり、足湯に入ったり。歩いていると、だんだん緊張がほぐれてきた。
「お腹すいたね」とモモが言う。
「そういえば、お昼食べてないね」とゲンキが言う。
定食屋に入る。ゲンキはカツ丼、モモはうどん。お互いのを少しずつ分け合う。
「おいしい」とモモが笑う。
ゲンキも笑った。なんだ、普通でいいんだ。変に緊張してただけだった。
夕方、旅館に戻る。温泉に入る。別々に。ゲンキは露天風呂で空を見上げた。いい旅行になりそうだ。
夜、部屋で夕食。豪華な料理が並ぶ。「すごい」とモモが目を輝かせる。
食べながら、いろんな話をした。将来のこと。やりたいこと。くだらないことも、真剣なことも。
「来てよかった」とモモが言った。
「俺も」とゲンキが言った。
窓の外は真っ暗。でも、部屋の中は明るかった。