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2026.01.31

ミツキとシオリ

12年ぶりの再会 / 成人式

ミツキ(27) 中学の時にシオリに告白して振られた。その後、違う高校に進学。
シオリ(27) 地元に残っている。ミツキのことは覚えていた。

成人式は7年前。でも、同窓会は今年初めて開かれた。

正直、行くか迷った。中学の記憶はあまり良くない。特に、シオリに告白して振られた記憶は。

会場に入る。懐かしい顔がたくさんいた。

「ミツキ?」

振り返る。シオリだった。

一瞬、体が固まった。12年ぶり。変わっていた。でも、すぐに分かった。

「久しぶり」とミツキは言った。緊張していた。

「本当に。変わったね」

「そっちこそ」

気まずい沈黙。あの時のことを、お互い思い出しているのが分かった。

「あの時はごめんね」とシオリが言った。

ミツキは驚いた。「え?」

「中学の時。酷い断り方しちゃって」

「……覚えてたんだ」

「忘れるわけないよ」

12年前のことを謝られるとは思わなかった。

「気にしてないよ。子供だったし」とミツキは言った。本当だった。もう気にしていなかった。

「そう? よかった」とシオリが笑った。

それから、色々話した。今何をしているか。どこに住んでいるか。

「また会えない?」とシオリが言った。

ミツキは少し驚いた。「いいよ」

連絡先を交換した。

12年前、振られた相手。今、連絡先を交換している。人生は分からないものだ、とミツキは思った。

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